こんにちは!Riyuです。
今回は夫の海外転勤が決まった際に、妻がついてこない理由3選!妻にとってのメリット・デメリットについてまとめます。
海外転勤の可能性がある会社にお勤めの場合、「海外赴任になったらどうする…?」といった話は事前にされたことがあるのではないでしょうか?私も夫と何回か話したことがあります。「今年はもしかしたら海外って言われるかも。そしたらどうする?」と。
その時は「楽しそうだし、ついていこうかな♪」と言っていましたが、いざ本当に海外赴任が決まると「えっ本当に…?(不安8割・若干の期待2割)」となりました。
夫についていくか、単身赴任で行ってもらうか、迷います。でもその【迷い】=【不安・デメリット】です。妻がついていこう!と決断するためにはこの不安やデメリットを解消する必要があります。さらに海外赴任についていくことが妻にとってプラスの経験、つまり【メリット】になる場合、ついていくことを前向きに考えられると思います。

海外転勤についてきてほしいけど…妻になんて言ったらついてきてくれるかな…?

実際のところ妻にとって何が不安で躊躇してしまうのか、どんなデメリット・メリットがあるのか一緒に見てみよう!
海外転勤に妻がついていく場合、仕事を辞めざるを得ない場合が多いと聞きます。赴任先の国にもよりますが、帯同ビザでは就労できない国が多く、今まで築きあげてきたキャリアを手放さなくてはなりません。また、働けるとしても今の会社に在籍したまま、リモートで働ける会社はそんなに多くはないでしょう…。
海外赴任は平均して3〜5年。帰国後の再就職を考えると、3〜5年のブランクは決して短くはないブランクです。年齢などもかかわってくると思いますが、ここでキャリアを手放した場合、帰国後の再就職は難しくなるかも…といった覚悟がお互い必要かもしれません。

数年後に再就職って、働いてないブランクを考えると簡単じゃなさそう…
生活面については正直、不安しかありません・・・!
言葉が通じないため、思い通りに買い物ができなかったり、治安が良くないため夜は外出禁止、日本語の通じる病院は大都市にしかなく、ちょっとした風邪でも病院に行くのは一苦労。子どもの発熱も日本に居たら1日ぐらい様子を見よう!と思えますが、悪化したらどうしよう…すぐには病院に行けないし…等と日本では無かった心配事が増えます。
特に仕事も辞めて専業主婦の状態でついていく場合には、社会とのつながりが無くなり、【孤独】です。夫側は現地に少なからず会社の仲間が居ますが、妻は夫のみ。です。しかし夫には仕事があります。24時間頼れるわけでもありません。でも相談できる相手もいません…。
果たして本当に夫に帯同したほうが良いのか…治安の良い住み慣れた日本に居たほうが安心なのでは?実家や頼れる存在が近くにいるのであれば尚更・・・とどうしても考えてしまいます。

日本に居たほうが安心…。言葉が通じないのが辛い…
赴任先にもよりますが、日本と同等レベル、もしくはそれ以上の教育を子どもに受けさせることができるのか。こちらも大きな理由となります。現地の学校に通うのか、日本人学校に通うのかによっても大きく変わってきそうです。現地の学校の場合、言語の習得は早いかもしれませんが、日本と同じような教育を受けることは困難かと思います。国語や日本史の授業など、日本では当たり前の科目が無かったり、言語の壁、差別など、考えられる壁は想像以上に大きそうです。帰国子女の方で父親の海外赴任に家族で帯同した際、平日は現地の学校に通い、土曜日は日本人学校に通っていたなんて話も聞きました。子どもへの負担もそれなりにありそうです…。
また、頑張って勉強して合格した学校に通っている、スポーツや音楽など子どもが好きで通っている習い事や学校がある場合、辞めてまで海外赴任についていく価値があるのか…それ以上のメリットが海外の学校にあるのか・・・は要検討です。
もし学校に行くような年齢では無い場合も要注意です。夫が会社に行っている間、慣れない海外生活でのワンオペは想像以上にキツイと思います。日本でのワンオペでも大変ですからね・・・。実家や一時保育等頼れる先があった頃とは違います。特に乳幼児は体調を崩しやすく、怪我もしやすいです。日中困ったとき頼れる相手が居ないのは想像以上の心労になると思います。

子どもも友達と離れたくないだろうし、楽しく通ってる学校や習い事…やめさせたら可愛そう…
上記では海外転勤についてこない理由やデメリットを挙げましたが、これなら妻もついていっても良いかも・・・?と思えるメリットを挙げてみました。
- キャリアの継続とキャリアアップが可能
- 子どもの教育環境が整っている
- 貯金のチャンス
- 家族と一緒に過ごす時間が増える
下記の場合は、キャリアを諦めなくても済む、帰国後の再就職に有利!となるので妻も納得しやすいかもしれません。
- ①妻の会社の制度で再雇用制度がある
- ②夫の会社の規定で妻が働いても問題ない
- ③帰国後就職するにあたり有利になる資格や言語の習得が可能
①妻の会社の制度で【再雇用制度】がある場合には利用してる方も多いようです。3年以内など、条件付きのことが多いのでそこは注意が必要です。
②夫の会社の決まりとして、帯同する妻が海外で働いても問題ない場合、日本の企業と契約してリモートワークされてる方が多い印象です。
③多くの場合、言語習得が大きなメリットになるのではないかと思います。2ヶ国語話せるようになった場合、仕事の幅が広がりそうですし、年収UPにもつながりそうです。
- ①現地の学校や日本語学校など希望の教育環境が選べる
- ②子どもがやりたいことを継続できるか
①学校と言っても様々なタイプの学校があります。日本でもそうですよね。公立・私立・インターナショナルスクールなど。海外で実際に我が子が通う学校はどんなところなのか、日本語が通じる先生はいるのか、現地の言葉も話せるようになってほしい…等々で学校選びも変わってきます。実際に希望通りの学校が現地にあるのか、ということも大きなポイントとなります。
②子どもが力を入れている習い事や趣味等があった場合、赴任先で継続できるのかも気になるところです。才能をより伸ばしてあげられるような赴任先であれば魅力的ですね!
単身赴任で海外赴任する場合、海外での生活費と日本での生活費がかかります。帯同すれば日本での生活費はかからないのでその分貯金にまわせますし、海外赴任の場合家賃や一時帰国の飛行機代等、決められた範囲ではありますが会社が負担してくれる場合が多いかと思います。また、海外赴任は年収が1.8倍になると言われているため、貯金のチャンスとよく言われます。
ただ、日本帰国後を考えたときに、夫の年収は下がる場合が多く、妻が働き続けたほうが生涯年収が明らかに多い場合には要注意かと思います。
これがなによりも1番だと思います。数年とはいえ、家族バラバラで過ごすよりは、一緒に過ごしたほうが良いと私は思いました。率直に「寂しいからついてきてほしい!その代わり絶対孤独にはさせないから!!」と言われたほうが、「やっぱりついていこうかな・・・。」と思います。私の場合は私自身が寂しいのはもちろん、子どもがさみしがるだろうな…夫もさみしいよな…と思い、ついていくことを決めました。
一番最悪なパターンは海外赴任に帯同したものの、夫が出張で2ヶ月不在、土日も接待でずっと家に居ないなど、結局一緒に過ごす時間がない!という状況です。こういった方の体験談もチラホラ目に入ります。実際海外赴任されている方に実情がどうなのかは予め確認しておいて、妻にも説明の上、帯同をお願いすることを強くおすすめいたします…!
海外転勤に妻がついてこない主な理由3つを挙げさせていただきました。
- 仕事〜キャリアの中断・退職〜
- 生活への不安〜言語・治安・医療体制〜
- 子育て〜教育・学校〜
妻にとって、【不安】と【孤独】が1番の敵だと思います。この不安や孤独が解消されるのであれば、ついていこうかな…という気持ちになりやすいです。
私自身、様々な不安はありますが、都度、夫と話し合いながら解決方法を探しています。妻についてきてほしい場合には、ぜひこの不安な気持ちに寄り添っていただき、海外での生活はこうしよう!と明るい未来を想像しながら、話し合っていただければと思います☺
最後までお読みいただきありがとうございました!
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